更年期障害と家族の対応

更年期障害と家族の対応

更年期障害の症状は辛いものですが、それ以上に患者を苦しめているのが家族の対応です。
更年期障害の場合、現れる症状が、のぼせやほてり、体の倦怠感、頭痛など、周囲からその辛さが理解しにくいものが多いのがその原因。頭痛や倦怠感で横になっている妻に、「ダラダラしている」と夫が咎めたことで信頼関係に亀裂が入る夫婦は後を絶ちません。
男性の場合は更年期障害に悩む人が少ないため、その辛さを理解しがたいのも無理はないのですが、本人ももちろん好きで辛い思いをしているわけではないので、サポートをして欲しいところです。

 

また、更年期障害に伴う精神的な不安や焦りが生じることで、いつも以上に周囲の人に攻撃的な話し方をしてしまったり、逆に落ち込んだ態度を見せてしまう人も少なくありません。
もちろん言われる家族もいい気はしないでしょうが、「今は更年期だから」と、いつもより一回り大きな気持ちで支えてあげることが大切です。精神的に不安定になっているところに、キツく責められることで鬱になるケースもあります。

 

更年期障害の辛さを家族に理解してもらえないのであれば、まずは病院に行って診断を受けましょう。そして、卵巣機能の低下によるエストロゲンの減少で、視床下部から信号が必要以上に発せられるという更年期障害の原因なども家族に説明して理解を求める努力をすることも必要です。
辛さを実感できない家族にしても、「更年期障害」という漠然とした存在ではサポートするのは難しいもの。体の中で何が起こっているのかを理解してもらうだけでもかなり違ってくるはずです。