更年期体験記|眠れない・鬱も。家族の理解で救われました

MENU

【更年期体験記】まみさん(仮名)52歳の場合

 

更年期かな?と思いはじめたのは何歳くらいの時からですか?


 

47歳くらいの時です。


 

 

 

何歳くらいまで何年間続きましたか?


 

51歳くらいまでなので約4年間です。


 

 

 

主に感じた症状はどんなものでしたか?


 

 

頭痛、倦怠感、不眠、厭世観などです。


 

 

その時期に閉経は経験しましたか?


 

 

閉経は50歳の時でした。48歳ごろから不順になったと思います。


 

無理をしないと決めてから楽になりました

 

それでは実際にどんな感じだったかをお願いします。


 

眠れなくて眠剤を飲むように

私は小さいころから活発な性格で、体を動かしたりするのが大好きでした。

 

学生時代も友だちと夜通し、ドライブに出掛けたり、冬はスキーに行ったり、夏は海に行ったりと、青春をおう歌していました。

 

結婚後も、変わらずで、2人の子どもを出産し、子育て、主婦業に忙しい日々を送っていました。

 

 

でも47歳の誕生日を迎えようとしていた時のことでした。
朝、起きるのがつらい日々が続きました。”疲れがたまっているのでは”と思い、なるべく早めに寝て睡眠をたくさんとるように心がけました。

 

しかし、今度は寝ようと思っても寝つけないのです。
眠ったと思っても浅い眠りで、何度か目が覚めてしまいます。

 

相変わらず朝が起きるのがつらく、夫と子どもを送り出した後、なんとか家事をこなした後、横になるという日々が続きました。

 

どこか体に異常があるのかと思い、健康診断の際、医師に相談しましたが、特に異常はないとのことでした。

 

夜、眠れないので、眠剤を処方してもらい、服用するようになりました
しかし、床に就いたときは眠られるのですが、やはり夜中に何度か起きてしまうのです。

 

気持ちもどんどん暗く涙がこぼれるように

 

体に変調があってから半年ほどすると、今度は、昼間、家事にひと段落つけて座っていると、気分が憂鬱になっていき、わけもなく涙がこぼれるようになったのです。

 

“ただ事ではない”と思い、心療内科に行ったところ、「更年期障害」ではないかとのことでした
しかし、それほど重くないと思われるので、様子をみましょうと言われました。

 

引き続き、眠剤を飲みながら寝る日々でした。
しかし、ぐっすり眠ることはできず、また、症状は改善される兆しもなく、体がだるく、食欲もわいてこないような状態になっていきました。

 

実は、私の母も身心に不調をきたして、39歳の時に自殺をしてしまっていました。
母と同じ道を歩むのだろうか、と、私は不安になり、死への恐怖が押し寄せてきました。
と同時に、死んでしまったほうが楽になるのではないかとの気持ちもわいてきたのです。

 

夫と家族の言葉が救いになりました

 

つらそうにしている私を、夫がいたわってくれました。

 

「お母さんは、これまで人の何倍も働いてきたんだから、長い休みに入っていいよ。家のことは僕や子どもたちで分担してあげるから」と。
私は責任感が強いほうなので、家庭での責任が果たせていないことについて、自分を責めていましたが、夫は「自分を責めてはいけない。もっと自分をほめるべきだよ」と言いました。

 

私は、動くこともつらければ、動けない事実もつらいというジレンマの中で苦しんでいましたが、夫の言う通り、”今は腰をすえて、ゆっくり休んで病気を治そう”と思いました。

 

相変わらず眠剤を飲んでいましたが、ある時、眠剤が切れてしまい、飲まないで床に就きました。
しかし、それまで通り眠りに入れました。試しに次の日も飲まないで布団に入ったところ、眠れたのです。
1週間ほど眠剤を飲まないで眠る日が続きました。

 

すると、それまであった倦怠感が薄らぎ、時折襲ってくる頭痛もなくなったのです。

 

“快方に向かっているのでは”と思いました。

 

心療内科の医師に相談したところ、「無理をしなければよくなります」と言われました。
言われた通り、無理をせず、自分を責めず、過ごしたところ、症状が出てから4年後に、あれほど悪かった体調が回復したのでした。

 

振り返るに、夫をはじめとした家族や、周囲の人々の支えがあって乗り越えることができたと思います

 

また、体調が悪かった期間心がけたのは、規則正しい生活を送ること、また、毎日、短距離でも散歩をし、夜はゆっくりと入浴しました
それらによって体の血行が良くなったのではないかと医師がおっしゃっていました。

 


 

以上がまみさんの更年期の体験記でした。

 

眠れなくなって早めに眠剤を処方してもらったのは良かったですよね。
きっとここで病院に行っていなければ身体そのものも体力がもっともっと奪われてしまって他の病気に発展してしまったかもしれません。

 

でもはじめの病院では「特に異常はない」との診断だったとのこと。
その後心療内科で「更年期」と診断してもらえてよかったような気がします。

 

なぜ今自分がそういう状態なのかがわかれば気持ちが全然変わってきますよね。

 

またご主人の優しいお言葉は本当にまみさんを救ったことでしょう。

 

家族の理解は更年期障害の克服には不可欠だと思います。

 

「病気じゃないだろう?!」となかなか理解してくれないご家族も多いと聞きます。
まみさんのご家庭は優しいご家族で本当に良かったと思います。

 

 

まみさんもおっしゃっているように更年期を乗り切るには「無理をしないこと」です。
真面目すぎる責任感の強い人ほど更年期の鬱症状は強くなりがちです。

 

「今まで頑張ってきたんだから」

 

 

その通りです。

 

更年期は今までの自分をいたわる時期なのかもしれませんね。

 

まみさんのように眠れず鬱状態も出てしまった方でも4年で更年期の辛い時期を抜けています。
今辛い方もいつか抜けられるということを忘れずに負けずに頑張りたいものです。